【コラム】地球温暖化のお話(2)温暖化ってホントなの?
石津 顕
「最近の夏は暑いけど、冬もかなり寒い日があるね」
地球温暖化ってホントなのかしら? こんな疑問もありますね。
私たちの住んでいる地球は数億年前から氷河期、間氷期を繰り返してきました。
第1図は40万年前からの地球の温度変化です。(1目盛は10万年))
これを見ると、約10万年くらいの周期で氷河期と間氷期を繰り返していることが判ります。そして、今は温暖な間氷期にあると考えられています。
地球の長期的な温度変化は太陽の周囲を回る地球の軌道の変化に関する「ミランコビッチ・サイクル」という法則で説明されると言われています。
これは地磁気の傾きなどの変化により地球が受ける太陽の日射量が変化して気温の変動が引き起こされるというものです。
人類が現れた数百万年前は今よりかなり暖かかったと考えられています。
第2図は、1900年から2010年までの(第1図の右端のごく1部の部分)日本の年平均気温を2010年を基準に表したものです。この図を見ると、この100年の年平均気温の傾きは1.15℃になり、100年で1.15℃上昇していることが判ります。
温暖化ってホントかなと思われるでしょうが、この100年では確かに年平均気温が1.15℃上昇していることがお判りでしょう。
100年で1.15℃上昇と聞くと「なぁ~んだ、たったそれだけなの」と思われるでしょう。しかし、私たちの体温が1℃上がるとかなりシンドイですね。この地球で1.15℃も上がると大変なことなのです。次回からはこの大変なことを具体的にお話しします。
