第13回 水質階級Ⅰ級の指標生物は、尾が2本の“ヒラタカゲロウ”のなかま
川西市域・猪名川の自然と生きもの「人・くらし・自然」
環境省 環境カウンセラー 牛尾 巧
例〕エルモンヒラタカゲロウ:水質階級Ⅰ級
体長は、10~15mmで、水温が低く酸素を多く含む渓流に分布しています。4~11月頃まで出現します。尾は2本で、鰓には、大小の暗紫色、赤い斑点が半分以上に散在します。平たい体で、石の表面をすべるように動き、表面の藻を食べます。羽化後は口器が退化し、まったく食べません。本種によく似たカゲロウに、タニヒラタカゲロウなどがいます。

例〕シロタニガワカゲロウ:尾が3本のカゲロウは指標生物ではありません!
体長は、12mm内外で、尾の長さは15mmくらいです。頭部は大きく、前縁に4個の小円紋があります。尾は3本で、主に中流域の流れの速い石面にすんでいます。発生数が多く、5~6月頃、羽化します。成虫の体表が白いことから名前が付きました。

