【コラム】オオムラサキ 19回目;6月号

                           兵庫丹波オオムラサキの会
会長  足立 隆昭

6月、国蝶・オオムラサキの成虫が羽化する季節になりました。
明峰小学校の簡易ケージで(18日♀と21日♀、22日♂)が羽化しました。
オオムラサキは、幼虫がエノキの葉・成虫はクヌギなどの樹液、を食します。
今回、クヌギの樹液の成分について調べたことを記述します。
樹液の成分は、木の栄養状態・微生物の種類と量・季節や天候によっても変わるようです。
オオムラサキをはじめ樹液を利用する昆虫たちは、アルコール(エチルアルコール)や
酢酸ができるときの発酵の過程で出るにおいにさそわれて集まり、樹液に含まれる糖分や
タンパク質などを栄養としています。

樹液には水に溶ける成分と溶けない成分があります。

このほか、低級脂肪酸、ケトン、遊離アミノ酸などを含む
クヌギなどの樹液についての研究は少なく、まだわからないことが多いようです。
私はクヌギ樹液をなめましたが甘く感じませんでした。
参考文献:矢島稔 わたしの昆虫記④ 樹液をめぐる昆虫たち

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