【コラム】猪名川アラカルト第56回 早春の猪名川中流域 左岸側を歩きました!

川西市域・猪名川の自然と生きもの「人・くらし・自然」
環境省 環境カウンセラー 牛尾 巧

3月中旬、猪名川中流域左岸側を古江浄水場付近から軍行橋まで調査・観察しながら歩きました。往復約10km、低水路、高水敷、法面などをクネクネと歩きました。天気は快晴!
犬を連れての散歩、ジョギング、サイクリング、水鳥の写真撮り、ベンチでのんびりなど、多くの方々が楽しんでおられました。野草摘みをされている方に出会いました。「ヤブカンゾウを摘んでいます。ノビルやツクシもありますが、カンゾウ、これが美味しい!」と話されていました。
また、食パンをちぎって水鳥に与えている方を見かけました。この方、よく来るそうです。

Aの水辺全域
ヒドリガモ、マガモ、オオバン、アオサギ、コサギ、ムクドリ、ハクセキレイ、カワラバトなどの鳥たちを観察できました。とてもにぎやかでした。Bの河原
呉服橋から上流域は丹波帯の泥岩・頁岩などの岩盤が露出していました。岩盤は黒っぽく、表面は風化・侵食していました。呉服橋から下流域は岩石・砂礫が堆積しており、花崗岩や泥岩、砂岩、凝灰岩など、いろいろな種類の石ころが採取できます。
Cの法面や高水敷
この一帯は、タンポポだけ比較すると、在来種のカンサイタンポポが多く自生していました。少しビックリ、そして嬉しく思いました。
Dの河原
オギやヨシ類が繁茂し、ノイバラやヤナギ類が多いです。ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、オオイヌノフグリなど、野草の花が目に止まりました。
その間を多くのゴミが放置してあり、早春の穏やかな日に、ゴミの塊が目に焼き付きました。