【コラム】 旅へのお誘い 第20回 路面電車が走る街へ その4

松原 利明

前回の終わりに、松山へ向かうことを宣言(笑)していたとおり、フェリーで松山観光港に着いたら、徒歩10分あまり(連絡バスもあり)の伊予鉄道高浜駅へ。そこから郊外電車で市内へと向かいます。
のんびりと電車に揺られること20分ほどで、町の中心松山市駅に到着。ここでは市内各地へ向かう路面電車に接続。松山城や道後温泉などという観光地へ行くにも便利。
路面電車の道後温泉駅まで来れば、すぐそばにあるコンビニ、ローソンの横の階段を上がると、コーヒーなんかを飲みながら、ゆっくりと道後温泉駅を眺めることができる喫茶店があるのですが(あったのですが)、今は、私にはハードルが高い、「道後白鷺珈琲」という、ちょっと高級なお店になっているようです。

喫茶店内から見た道後温泉駅周辺

 松山・道後温泉といえば「坊ちゃん」ははずせません。そこで、ここでは「坊ちゃん列車」と銘打って、いわゆるマッチ箱のこんな列車を運行しています。通常の路面電車の運賃なら一回乗車180円のところ、1300円も必要なので、まさに観光客向けです。運行は土・日・祝のみ(2023年3月現在)

 

現在JR松山駅は、少し西側へ高架移転工事中。それにあわせ路面電車もJR駅すぐそばまで移設して乗り換えが便利になるようです。

そして四国では高知にも路面電車が走っています。南北と東西、見た目簡単な路線図ですが、東西の路線は高知市内のみならず、いの町、南国市をも結んでいて路線長が長く、南北に3.2km東西に22.1km、計25.3kmは路面電車としては日本一の営業距離だそうです。

 

このはりまや交差点(停留所名は、はりまや橋)は、かって阪急西宮北口でもみられた線路の平面交差があります。今では全国的にも珍しいところです。ここはそのまた珍しいことに朝8時12分頃、その交差点内に同時に3両の車両が進入することがあるのです(トリプルクロスと呼ぶ)。
路面電車なので、走行中道路の信号の影響を受けたり、乗降の時間が一定ではないので、ダイヤ通りの運行は難しく、毎日必ず見ることができるとは限りません(月に数回?)

少しわかりにくいですが、やや左上に緑色、左下に赤い屋根のと水色の車両が見えます。

高知の路面電車に乗ると、次の停留所案内の車内放送の何ヶ所かで、高知出身タレントのCMが流れます「島崎和歌子です、・・・のご相談なら四国銀行へ、次は四国銀行〇〇支店前です」なんて。こういったその土地独特の風情を感じられるのも路面電車ならでは(まあバスでも同様です)。

話変わりますが、高知へ行けばお酒は欠かせませんね(笑)
有名な「ひろめ市場」へ行くと、昼から飲んでいる人がたくさんいますよ。

これは夜です