【コラム】猪名川アラカルト第69回 よく見かける黄色い花、どちらもタンポポに見えるようです!

川西市域・猪名川の自然と生きもの「人・くらし・自然」
環境省 環境カウンセラー 牛尾 巧

タンポポ と ブタナ について

春から夏・ 秋 、 団地や家のまわり 、 公園 ・ 河川敷などで 、 よく見かける2種類の植物を紹介します 。
ある高校の授業で野外活動を行いました。 学校周辺を生徒の皆さんと植物観察を行いました 。 「 あっ 、タンポポだ 」 の声が聞こえてきました 。 パッと見る花の部分はタンポポと同じように見えるようです 。 よく見ると ・・・ 。 散歩されていた親子 、「 いっぱいタンポポが咲いているね 」 とおかあさん! よく見ると ・・・ 。

ブタナ(豚菜) は 、キク科の多年草です 。 ヨーロッパ原産で 、昭和初期 (1930年代) に日本に入り 、外来種( 帰化植物 )として各地に広がりました 。 タンポポモドキ の別名もあり 、和名 「 ブタナ 」 は 「 豚菜 」 と書きます 。 豚が好んでこれを食べたため 、 フランス語で 「 豚のサラダ 」 と呼ばれ 、和訳してこの名前が付きました 。
開花は6~9月頃で、ブタナは30~60cm程度の花茎が数本に枝分かれし 、頭に直径3cmほどの黄色い花を付けます 。花茎に葉はなく 、 ロゼット状で裏に毛が生えており根は深いです 。
全部分が食用にでき、葉と茎が最も利用されます 。 若葉はクセが少なく 、サラダなどに食されます 。