【コラム】オオムラサキ 16回目;3月号

兵庫丹波オオムラサキの会
会長 足立 隆昭

オオムラサキの保全  寒い冬の間の二つの大切な仕事

1.オオムラサキの分布状況を調べる。

夏から秋にエノキの分布を調べておいてその株周りの越冬幼虫をさがします。

株周りとはエノキを中心に半径1mの円の中とします。株元の環境が棲みにくいと1m以上離れることもあります。
4.8m離れたところで確認したことがあります。

3月9日丹波地区と阪神地区から募集して、丹波の森公苑の飼育展示しているケージ内のエノキ6本と飼育展示ケージの外のエノキ4本で、練習をしてもらいました。
飼育展示ケージ外のエノキから75頭の越冬幼虫が見つかりました。
丹波の森公苑では自然のエノキにも産卵して増えていることが証明されました。
参加者数 :丹波地域12名 阪神地域31名 合計43名(募集:25名)
川西市から2名の参加がありました。

2.オオムラサキが育つ環境をつくる。

生き物の大切な生息環境は食べられるものがあることです。
オオムラサキの食べ物

・幼虫がエノキの葉
・成虫がクヌギなどから出る樹液

当敷地内および周辺の山には陶器を美しく焼くクヌギはあるがエノキが無い環境です。
今回、陶芸美術館の意向で陶器に優る美しいオオムラサキの飛翔を目指し2月24日美術館敷地内にエノキを50本植栽しました。
美術館が植栽作業を募集したところ家族参加35名とボランティア18名合計53名の参加がありました。
保全作業の一部を紹介しました。

明峰コミニティの有志で調査・飼育展示・生息環境づくり作業などに取り組めば楽しいと思います。

※コラムの内容については、こちらから印刷してもご利用いただけます。

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