【コラム】植物は好奇心の宝庫 その⑤ 植栽に変化を!

藤原和夫

一部、その①でご紹介した写真の再掲となりますが、植え方・仕立て方によって変化する植物の様子を改めてご紹介させて頂きたいと思います。

その1:直径47cm、高さ26cmの鉢の3段重ねです。

2段目、3段目の鉢には、側面に空いた8個の穴に苗を埋め込み、最上段の鉢には、
側面と上側の開放部にも苗を植え込みますが、開花時にこんもり感が得られる様に中央部分を小高い感じにしておきます。
最初の写真は、11月初めに植え付けた秋~春バージョンで、全てパンジー。

2枚目は、早春~晩春のバージョンで、1段目の鉢にパンジー、2段目と3段目にベゴニアを植え付けました。

3枚目は、初夏~晩秋のバージョンで、2段目にベゴニア、1段目と3段目の側面にジニア、最上部には、開花時によりこんもり感を得る為にジニア・プロフュージョンを植え付けました。

手間を省いて、11月~4月はパンジー、5月~10月はベゴニア、といった感じでも年中花を楽しめます。

その2:誘引によって壁面を花で満たす。

壁面に誘引されたバラを良く目にしますが、我が家では、成長力が旺盛なボケを誘引しています。2枚の写真はいずれも1株のボケの枝を誘引したものですが、ボケは、まるでつるバラのように誘引が簡単です。
1枚目は東洋錦、2枚目は桂華、という品種です。

その3:芝生とクロッカスの同居。

3月頃芝生の庭のあちこちに現われるクロッカスの花。それが、5月の末になると、クロッカスは自然消滅して一面緑の芝生に。アメリカでよく見かけた景観です。
これを我が家で実践して、既に20年以上。年中放置の状態ですが、毎年 春先の庭の変化を楽しめています。

なお、クロッカスの中に、ミニアイリスを植え込んでみましたが、花色が派手なクロッカスの方が映えるようです。ただ、5月末頃には姿を消すという意味では、クロッカスと同じです。なお、ムスカリを芝生の中に植え込むと言うのも耳にしますが、これは 繁殖しすぎるなど、結構弊害を伴うようです。

その4:遊び心。

赤、白、青、3種のアジサイを並べて植えて、フランス国旗もどきを目論みましたが、失敗でした。

アジサイの青い花を咲かせるには酸性土壌が、赤にはアルカリ性の土壌が必要ですが、植えた場所はコンクリートの壁の上。どうやらアルカリ性が強そうで、綺麗な濃い青の筈のアジサイが紫がかった色に。 因みに、白のアジサイは健気に白い花を咲かせていました。