コラム 旅へのお誘い 第12回 旅行パンフレットについて①
松原 利明
しばらくコラムをおやすみしていました。新型コロナウイルス感染拡大に伴う自粛も一因です。
ここにきて感染者数がずいぶんと減少してきました。但し完全に終息したわけでもないし、第6波がくるのではとの懸念もあり、気をつけなければならないのはもちろんですが、少人数で十分な感染予防対策をしながらなら、旅に出てもよいかなという雰囲気になってきたようなので、拙いコラムですが再開したいと思います。
今回と次回は、旅行への気分をいざなうパンフレットについてお話ししましょう。
各社さまざまな商品を紹介していますが、まずは募集の団体旅行ついて私見を述べます。
新聞にもよく旅行の広告が掲載されていますし、旅行会社の店頭にもたくさんのパンフレットが並んでいます。また一度こういったツアーに参加すると季節ごと、または毎月のようにDMが届いたりします。
それらにより、知らない所への興味が湧いて参加するといったこともあるでしょうね。
このパンフレットや広告での内容の違いは、日数と行程、利用交通機関、宿泊施設、食事内容の差、あとは添乗員が同行するかどうかでしょう。そしてそれに応じて料金。
あるバス会社の運転手が話していました「このような高額のツアーでは、バスガイドは特Aクラス」と、私は「それなら運転手も特Aですね」と言ったら「それはどうかな」と言っていました。
募集型商品で気をつけなければならないのは、コース中の観光箇所で、施設などへの入場料や乗り物代が含まれているか、その内容のものに参加するには、現地で別払いが必要なオプショナルツアーとなっているのではないかということ。
最近見た広告には、やたら安さを前面に出して、「こんなに安く行けるのなら行ってみようか」と一瞬思ったりするのがありました。たしかに現地払いの旨は記載されています。でも平泉へ行って中尊寺の金色堂を見ない、九州柳川へ行って川下りをしない、阿寒湖畔に宿泊して、まりも観光船に乗らないなんて考えられないので、参加者は現地支払いの必要があるのかどうか。
まあ考え方によっては、もしその施設が自分が体験したことがあるところ、乗ったものであるのなら、オプショナルは利用しなくてもよいという利点もありますが、その間が自由時間になっても困るのですよ。
また、季節により観光地などの印象、良し悪しはずいぶん異なります。イメージと注記があることが多いのですが、冬のツアーなのに緑豊かな草原の写真が掲載されていたり、「花の浮島礼文島」と写真を掲載し、5月出発であったりするなどにも注意が必要です。
こんな写真がイメージとして、10月から5月のパンフレットに載っていました。(5月ならアリかな)
この形態の旅行で一番良くて楽なのは、自分で手配や移動を考えなくてもよいし、効率よく連れて行ってもらえること。また個人ではなかなか行けそうに無いところが、コースに入っていることもあります。内容を吟味して、ご自分の希望に沿うのであれば、おまかせ旅行を楽しんではいかがでしょうか。

