【コラム】植物は好奇心の宝庫(その31) ハワイ島の植物
藤原和夫
明けましておめでとうございます。
2020年1月、横浜港に寄港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号乗客の中から罹患者が見つかり大々的に報道された新型コロナ問題、既に約3年になりますが未だ終焉を迎えるには至っていません。
そんな中ですので、少しでも暖かく・華やかな花に溢れている、アメリカ合衆国ハワイ州のハワイ島(ハワイ郡)を取り上げたいと思います。
本稿は、某植物園主催の植物愛好家対象の研修旅行に参加した際の記録がベースですので、記憶が曖昧な点もありますがご容赦願います。
ハワイ州はご存知の通り、ワイキキビーチやダイアモンドヘッドで有名な州都ホノルルのあるオアフ島、新婚旅行のツァーに組み込まれることの多い、カウアイ島、マウイ島などいくつかの島から成り立っていますが、ハワイ島はそれらの島の中では最大で、The Big Island とも呼ばれています。 ハワイ島の面積は約1万㎢キロで四国の50%強、人口は約15万人で川西市とほぼ同じ、兵庫県洲本市とは姉妹都市関係にあります。
ヒロ国際空港がある島の東側は多雨地帯で伝統的に農業が盛んですが、コナ国際空港がある西側は乾燥地帯で、東側とは基幹産業が異なるようです。コナ地区は今や観光業も盛んで、土産物店の中にはコナコーヒーの試飲所を備えている所もあります。
研修旅行では、西のコナ空港からハワイ島に入り、島全体をほぼ一周した後、東のヒロ空港から帰国の途につきましたが、“植物観賞”の点では、ハワイ熱帯植物園があり熱帯植物の栽培農家も多い東側地区に惹かれました。
コナ国際空港を出た所。(↓) フラダンスの像が飾られていてのどかな感じですが、現在拡張工事が進行中で、第一期工事は昨年6月に完了し、かなり近代化が進んでいるようです。
この空港の周辺に植えられている熱帯植物の数々は、常夏の地らしさを感じさせます。

旅行記ではありませんのではしょりますが、(↓)はハワイ熱帯植物園(Hawaii Tropical Botanical Garden)の入り口付近にある建物です。
この植物園は、2~3時間かけて散策するタイプの植物園で、目にする植物は当然異なりますが、園全体の散歩道など、構成は“神戸市立森林植物園”にそっくりです。
以下は、この植物園の中のあちこちで見かけた植物です。
オウムバナ科の植物(通称 ヘリコニア):
ショウガ科の植物 (ジンジャー):
園内の遊歩道に設置されているトーテムポール(↓)

先月のコラムでご紹介のオウムカズラ(ムクナベネッティ)(↓)も開花していました。

満開のホウガンボクの巨木とその実
フィリピン原産のメディニラ

胡蝶蘭
道の脇でさりげなく咲いていたペトレア(↓)や、見覚えのある観葉植物、不思議な花の植物など、飽きることのない植物観賞の遊歩道でした。

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