【コラム】猪名川アラカルト第36回 よく似ていますが・・・ヌマガエルとツチガエル!
川西市域・猪名川の自然と生きもの「人・くらし・自然」
環境省 環境カウンセラー 牛尾 巧
比較的見かけます!ヌマガエル〔ヌマガエル科〕

体長は3~5cmで、メスの方がオスより大きいです。背中側は灰褐色でまだら模様です。
ヌマガエルの幼生は高温に強く、水温が40℃を超えるような夏の水田でも生き残ることができます。
ツチガエルとよく似ていますが、
❶ヌマガエルは腹が白いこと
❷背中のイボ状の突起は小さいこと
❸手触りがスベスベしているこ
❹あまり臭いがないこと
などで区別できます。
水田や湿地、池、川などの水辺に多く生息します。アマガエル類やアオガエル類のような指の吸盤はなく地上で生活します。肉食性で昆虫などを食べ、天敵はヤマカガシなどのヘビやサギなどです。
姿を消しつつある!ツチガエル〔アカガエル科〕

松尾芭蕉の句「古池や蛙飛びこむ水の音」 飛び込んだカエルはツチガエルだと言われています!
ヌマガエルによく似ていますが、
❶背中のいぼ状突起が大きいこと、
❷腹が白くないこと
❸匂いがすること
などで区別できます。
イボガエルともいわれ、水辺からあまり離れず、すぐに水に飛び込める場所で生活します。
地上で生活し、小さな昆虫などを食べます。繁殖期は5~9月で、オスが鳴いてメスを誘います。卵は数十個ずつの卵塊で産卵します。
以前は、水田でよく見られましたが、冬に水を抜く乾田が増えたことで水田でも見られなくなりつつあります。里山・田んぼを象徴する生き物でしたが、川西市でも減少しています。