【コラム】猪名川アラカルト第40回 夏の思い出:田んぼをのぞいてみました!「カイエビ」 7月稲が少し成長しています!小学校3年生の観察!

川西市域・猪名川の自然と生きもの「人・くらし・自然」
環境省環境カウンセラー 牛尾 巧

発見!カイエビをゲットしました!
カイエビは、二枚貝に似た小型の甲殻類です。
大きさは長さが約1cmで褐色をしています。
食卓に上るエビは、歩くための脚が5対10本あり、十脚類とよばれます。カニも爪をあわせて10本あるので十脚類のなかまです。
「田んぼのエビ」には
❶歩くための脚はなく、薄くて柔らかい脚で水流を作って水の中を泳いだり、はい回ったりします。
❷脚は呼吸のための鰓〔えら〕としても機能しているため、カイエビの仲間は、鰓脚類〔さいきゃくるい〕といいます。鰓脚類には、ミジンコも含まれます。
二枚貝のような殻で体を覆っているので、「貝のようなエビ」ということからこの名前が付きました。殻の間から脚を出して泳ぎ回ります。脚は14対で、特に7~11対目の脚を使って泳ぎます。殻は薄く内部がやや透けて見えます。外敵に触れた場合は殻を閉じることができます。
日本では水田に、カブトエビ・ホウネンエビと共に出現します。世界的には、約200種が知られ、日本では7種が知られています。
最も普通種であるカイエビによく似て、やや小型のものにトゲカイエビがいます。