【コラム】植物は好奇心の宝庫(その39)紅葉を求める旅
藤原和夫
例年北海道では9月中旬頃から紅葉が始まります。
そこで昨年9月末、未だ残暑の中にあった川西市を離れて、紅葉前線体験の旅ということで、大雪山国立公園内の層雲峡温泉や近くの黒岳、日本の紅葉最前線と言われる旭岳周辺を廻ってきました。更に、約1ヶ月後裏磐梯を訪れ、裏磐梯地区の紅葉状況を見てきましたので、併せてご紹介させて頂きます。
(↓)層雲峡渓谷を走るバスの窓から次から次に見える断崖絶壁の一つ。
(↓)黒岳に向かうロープウェイ。正面は黒岳。
(↓)黒岳に近い“銀泉台展望台”から。

(↓)は旭岳の近くの駐車場のような所で写した写真。
旭岳周辺に来てようやく“日本で一番早い紅葉の地”を実感できました。
(↓)旭岳近くの遊歩道。正面に見えているのは旭岳。
赤く紅葉しているのは、落葉小低木の高山植物である“チングルマ”や“クロウスゴ”など。
次に、東北・裏磐梯近辺の紅葉です。
まずは、福島空港に近い“須賀川牡丹園”。 季節外れですから、当然のことながら牡丹は枯れ木状態。にもかかわらず、私を始めツアーに同行の皆さんも写真をパチパチ。

やはり花を観賞できる方が良い、と次に訪れたのは二本松城跡で開催されていた“二本松菊人形展”。
この後、安達太良山ロープウェイ、磐梯吾妻スカイラインなどが続きましたが、殆ど記憶に残っていません。“裏磐梯全体の紅葉”にはちょっと早すぎたのかも知れません。
ただ、次の行程の桧原湖の遊覧船からは素晴らしい紅葉を楽しむことができました。
以下3枚とも遊覧船から撮影。


桧原湖のあと、大内宿の街並み散策、ローカル列車・会津鉄道に乗車、と思い起こせば結構変化に富んだ裏磐梯旅行で、自由行動の時間に“二本松菊人形展”でアユの塩焼き、“大内宿”ではイワナの塩焼きなども楽しめました。
以上の通り、日本の紅葉は9月中旬に北海道で始まり、東北裏磐梯では10月下旬、更にその1ヵ月後の11月中~12月上旬に関西周辺が紅葉の季節を迎え、中国・四国・九州もほぼ同じ時期に紅葉を迎えるようです。
それでは、更に南の沖縄はどうかと11月下旬に宮古島に行きましたが、宮古島は“紅葉の季節”を感じさせる所ではありませんでした。
宮古島の環境は、温帯植物の生育にはむしろ川西より恵まれていて、“紅葉する筈”の植物は沢山ありますが、紅葉に必要な“寒暖の差”が不十分の様です。








