【コラム】植物は好奇心の宝庫(その⑩)猫を飼っておられる方!

藤原和夫

ニャンコと猫草

ペットショップなどで“猫草”が販売されているのをご覧になったことはございませんか?
猫草は、毛玉を吐き出しやすくする為とか、便秘予防の為とかと諸説有るようですが、今回はこの猫草の栽培についてです。
猫草は、猫が好んで食べる植物の総称と言うことで、一般的にはエン麦など、背の低いイネ科植物がその中心ですが、猫に食べさせるのは新芽であって、成長が進んで硬くなった葉は、良くないみたいです。
数年前まで猫を飼っていましたが、どうすれば必要な時に新鮮な猫草を与えることができるだろうかと考え、自己満足に至ったのが以下に述べる方法です。

CD,DVDの使用済ケースの利用

CD,DVDの使用済ケースを利用すると言うものです。写真でお判りの通り、ケースの蓋(CDが入っている時と、上下が逆です)に電動ドリルで径4~5mmの穴を多数空けて、エン麦とトウモロコシの種を蒔いて発芽した所です。後ろにある1つは、播種前のいわば休耕田です。
左はトウモロコシ、右はエン麦ですが、このサイズになればニャンコの食用には十分です。
猫草を食んでいた我が家のニャンコ、”パール”(ラグドール)です。

CD・DVDケース利用のメリット

写真のようにCD・DVDケースを使って猫草を栽培しますと、葉をくわえて引っ張っても、葉だけが切り取られる為、根が抜けて土があちこちに飛び散る、ということが殆ど無く室内で綺麗に管理できます。 勿論、底から水が漏れ出ることもありません。
用土は鹿沼土単体、水さえ遣れば(肥料不要)播種後数日で発芽します。
ニャンコの使用後は蓋の部分を開けて暫く放置して置くだけで草も土も乾燥します。
この後、草を抜き取って、パラパラと土を払い落とすだけで、次回播種用の“休耕田”が完成します。

猫草に適した植物

基本的に、イネ科植物が適しているようですが、芝生はイマイチで、エン麦が1番、トウモロコシが2番といった感じでした。
因みに、種は一度購入しますとかなり長い間もちますから経済的でもあります。