【コラム】植物は好奇心の宝庫(その⑮-2)果樹の自家栽培―柿 ほか
藤原和夫
9月から10月にかけては果樹地植えの適期ですが、地植え作業は運動にもなりますから、
コロナ自粛のこの機会に如何でしょうか。
今回は、前回のイチジクに続いて、柿など他の果樹について。
まずは、ずぼらな私に好都合な果樹、柿。
柿には、渋柿、甘柿、早生種、晩生種、など色々ありますが、私の好みは完全甘柿で富有柿から始めました。富有柿は、放りっぱなしでも収穫可能な豊産種で甘くて美味しい品種です。
- 富有柿
- 富有柿
その後富有柿の改良品種“太秋柿”に出会い、富有柿と太秋柿を並べて植えることに。
太秋は富有柿よりも、やや大きく、糖度が高く、種が少なくて食感がよい、と言った感じ。
長年この2品種に満足していたのですが、数年前に更なる改良品種、“太豊柿”を見つけて、早速苗を取り寄せて地植えに。 太豊柿には雌花だけ着いて雄花が着かないことから、近くに雄花を持つ品種が無ければ、種無し果になるとのことです。
太秋柿の品種登録は1994年8月、一方、太豊柿は2014年10月ですから、太豊柿は相当美味しいんだろうと期待はしていますが、未だに食したことがありませんので?です。
ただ、豊産性であることは間違いないようで今年の秋には初物を味わえそうです。
下の写真は、8月30日現在の太豊柿ですが、小さい株にも拘わらず実を沢山付けています。
この他、鳥取県産で有名な“花御所柿”。この品種は柿の中の最晩生品種で1月頃まで楽しめます。これまでネットで取り寄せていた花御所柿、今年は我が家のものを味わえそうです。花御所柿は美味しさも抜群ですからおすすめです。
- 柿とメジロ
- 柿とアマガエル
- 完熟した柿のシャーベット
次に、柑橘類。 柑橘類は、レモン、タンカン、麗紅など計5種を地植えで栽培していますが、成果はイマイチ。ご近所で柑橘類を上手に栽培されている方もいらっしゃいますが、どちらかと言うと暖地に適した果樹で、寒波の激しい川西向けでは無いのかも。(負け惜しみ)
- ミカン(麗紅)の花
- ミカン(麗紅)の実
続いて、リンゴ。リンゴは必ずしも寒いところの果樹と言う訳で無く、暖地に発生率の高い病害虫との戦いと言う意味で、当地では難しそうです。我が家ではインドリンゴ、トキ、青林の3品種を大きな鉢に植えていますが、 管理不足で、“これからと言うときに落果”の連続です。
- インドリンゴ(5cm位で落果)
- 青林(1個だけ実りました)
最後に、ブドウ。このつる性植物は、成長が早いだけに、剪定・誘引・摘果などの管理を怠れば、単に枝葉が繁茂するだけとなります。
むしろおすすめは、見た目も味も巨峰に似ているブラジル原産の果樹 “ジャボチカバ”。
つる性では無く、木肌も樹姿もさるすべり(百日紅)に似ていて、庭先での越冬もぎりぎりセーフですから話題性のある果樹として如何でしょうか。
- ジャボチカバの花
- ジャボチカバの実











