「春の訪れ・猪名川渓谷」「清水寺紅葉」絵画 松村 琭郎(萩原台)~コロナに負けず!オンライン文化祭2021~

「春の訪れ・猪名川渓谷」絵画(水彩6号)

作者:松村 琭郎(萩原台)

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作品の紹介

川西市域の北半分は丘陵地帯で、猪名川は狭い渓谷をかなりの急流となって下っていきます。両岸は切り立った崖で人手の入らない自然のままの景色が続きます。この崖のあちこちにエドヒガン桜が自生しています。
一昨年の春、エドヒガンサクラが満開と聞いて、コロナで蟄居中の運動不足防止の散歩もかねて、猪名川渓谷へ出かけ、この景色を見ました。まだ新緑の芽が出ていないくすんだ雑木の中に見える白い大きな桜の塊はとても目を惹きます。渓流と白くかがやく桜の取り合わせが絵になると思いました。
この近くにもいくつかのエドヒガンの群生が満開の花をつけていましたが、色合いはどちらかといえば白が強く、ソメイヨシノのようなピンク系の色あいや豪華な印象ではありません。
鴨のつがいが川を下ってきて水にもぐり岩の上で羽繕いをしていましたが、鴨の羽の色合いがこんなにも綺麗!と感心しました。絵の中央、川中の岩の上に小さく見える鳥の姿は鵜(う)にみえますが、こんなところに鵜が? 写真にも写っているので、私が勝手に想像で描きこんだのではありません。友人のバードウオッチング名手に聞くと多分鵜でしょうとの返事でした。
川西市ホームページによれば、ここから少し離れた猪名川上流域の国崎地区には250本のエドヒガンの群生があるとのこと、これだけの野生のさくらが群生しているところは他にはないと、県のレッドデータブック(絶滅危惧種)に記載されています。

「清水寺紅葉」絵画(水彩6号)

作者:松村 琭郎(萩原台)

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作品の紹介

秋の京都といえば、すぐに「清水寺」と出てくるぐらいの紅葉の名所、とりわけここの大舞台からの眺望は抜群です。最近この舞台とこれを支える大柱の修復があった由。白木が周囲の古木となじむにはちょっと時間が必要ですね。この舞台にでると自然に足が谷の方向へ向かっていく感じで、「あれ?」と不安になりますが、やはり谷に向かってわずかな傾斜がついています。雨の時の水はけのためには当然なのでしょう。
紅葉の見事な発色は、葉を陽に透かして見あげるときが最高で、写真ではそういうのが多いようです。この絵では圧倒的な紅のボリューム感を主題にしようと思って描きました。大きな筆で一気にサラリと描けたらいいのですが、逆に細かくシコシコと描きこんでみました。根気のいる作業で四苦八苦しましたが、まあそれなりに描けたか、とは自己満足かもしれません。
コロナ騒ぎのニュースでの観光客激減のシンボルみたいに、清水寺参詣道:三年坂の閑散ぶりが何度も放映されました。人間世界の騒動に関係なく季節は巡っていき、今年も紅葉の季節です。元の楽しい生活がはやく戻ってくれることを願っています