【コラム】猪名川アラカルト第71回 イネ科 と 花粉症!
川西市域・猪名川の自然と生きもの「人・くらし・自然」
環境省 環境カウンセラー 牛尾 巧
スギ・ヒノキの花粉症の人は多いですが、初夏から起こるイネ科植物の花粉症の人もつらい思いをされています。私もチガヤの白い穂が出始める頃、「 今年も大変だ 」と感じる一人です。
また、秋はメリケンカルカヤのほか、イネ科以外にも、ヨモギ〔 キク科 〕、ブタクサ〔 キク科 〕、 カナムグラ〔 アサ科 〕など、この時季の花粉症に悩まされる人も多いと思います。
さて、イネ科の植物は非常に多く、牧草として日本に入ってきた外来種もあります。ハルガヤ、イヌムギ、カモガヤ、ホソムギ、ネズミムギ、スズメノテッポウ、オオアワガエリなどは、田畑周辺や空き地、道ばた、河原などに生息しています。イネ科の花粉は午前中に多く飛散し、スギ花粉よりも飛散距離が短く、数10m~500m程度だそうです。外出を控えたり、原因の植物に近づかないことなどで、症状を軽くすることはできますが、そうもいきません。野外での仕事や活動が多い方は、花粉対策は欠かせません。
カモガヤ、ホソムギのほか、よく見かける春後半から夏のイネ科3種を紹介します。
