【コラム】地球温暖化のお話(62)半導体はいろんなところに
石津 顕
毎日の私たちの生活で、室内を快適な温度に調節したり、ごはんをおいしく炊いたり、ゲームをしたりするのには、どんな電子部品が活躍しているのでしょうか?
私たちの生活を支えてくれている重要な半導体電子部品を3つ紹介します。
ダイオード
ダイオードは、電流を1方向にしか流さない電子部品です。
+-を反対にすると、反対向きには電流が流れなくなります。
トランジスタ
トランジスタは、小さい電気の信号を大きくしたり、電気の流れを高速でオン/オフを切り替える機能がある電子部品です。
トランジスタラジオは、小さな電波を増幅(大きい電気信号に変える)することで聞くことができます。1940年代までは、真空管を使っていました。トランジスタの登場で、一気に小型化、省電力、長寿命を実現し、ラジオだけではなくコンピューターなどでも使われていています。
IC(集積回路)
IC(集積回路)は、ダイオード、トランジスタ、その他、電子部品を超小型化して組み合わせ、小さなシリコンチップの上に集積させたものです。
これを利用して、記憶装置の(メモリー)DRAMやフラッシュメモリー、演算装置のマイクロプロセッサなどなど、色々な電子部品が開発されていてます。
また、最近あちこちで使われている、LED(発光ダイオード)はシリコンとは違う、発光という作用を持った、化合物半導体材料で作られています。
身の回りにある半導体
半導体がどのような物に使われているのでしょうか。スマホ、タブレット、テレビ、エアコン、電子レンジ、電車、飛行機、自動車、自動販売機、銀行のATM、監視カメラ、産業用のロボット、農業、漁業などなど・・・、上に書いた集積回路を使った半導体は生活の様々なところに使われているのです。
今回も堅苦しい話になりました。気分転換に春の和歌を二首。
花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふる ながめせしまに 小野小町
春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ 天の香久山 持統天皇